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(※蒼天のイシュガルドのネタバレあり)
(※書き散らし)
正しく生きようとすればするほど、報われないのは何故だろう。
自己の利得や考えのみを求めて他者を蔑ろにするやつが、躊躇うことなく踏みにじっていくからだろうか。
暁のメンバーは、同僚というイメージだった。友では無い。きっと、思い出すことの出来ない誰かの代わりにされているのだろう、と時々考えることもあった。
情はある。信頼関係は築けていて、頼もしい。だが、友では無い。あなた達のことは、私は何も知らない。あなた達も、こちらのことは知らないだろう。存在価値は力のみ。彼らの武器であることを望まれ、それに応えて成り立っていた関係だった。
初めて、この人は友人である、と認めた人物は、オルシュファンだ。
最初こそ、互いの立場と力を頼って知り合ったものの、すぐにそういった、利害や、所謂下心は無くなっていた。もしかしたら、向こうは初めからなかったかもしれないけれど。頼り、頼られ、対等な関係を築いていたと思う。
ピンチに駆けつけてくれるオルシュファンは、文字通り騎士だった。これ以上ない、善人という言葉にふさわしい男だと思う。相当の変わり者だけど、彼の友であれたことは、とても誇らしいことだ。
未来のためにも、無くてはならない存在であるというのは、貴方も同じだったのに。
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彼の友に相応しい存在であり続けられる為に、進まなければいけない。
英雄とは、数多くの屍を乗り越えてなお、共に死ぬこともできない存在を指すのかもしれない。いや、これ以上のことは、今は考えないようにしよう。
先に、進まなければ。
(2022/11/07:不要箇所削除)