竜詩戦争の終わり
これは内容とは関係ない、ゆで卵と見つめあうアイメリク卿。(守護天節)
すごくかわいかった。
(以下、竜詩戦争‗最後の咆哮までのネタバレ含む)
ひとまずの平穏が訪れて、みんなが前に進んでいこうとするのを見守りつつ、やっと情報も集まりだして、暁の仲間の捜索に本腰を入れ始めたなって感じだった。できることはそれくらいだったし。
式典を開くとか、なんかいろいろあったけどなんとなく嫌な予感がして、そういう予感は当たるものだ。強い人は弱い人の気持ちはなかなか理解できない。わかっていても割り切れない思いに振り回されてしまうこととか。
エマネランのことは心配だったけど、彼はある意味そういう人たちの気持ちにも寄り添える弱さを持っているんだなと思った。
正直に言えば、あとはもう、彼らの問題だという気持ちはあった。もちろん、エスティニアンについては助けるつもりだったけれど、国をどうしていくか、という面では。
ただ、友に思いを託された、という理由だけ。命までかけてくれたんだから、行けるとこまでは付き合うか、って感じ。
あとこれ、いろいろ思うとこはあったけど、一緒の装備を着れたのは凄く嬉しかった。
フォルタン家の人たちすごく好き。オルシュファンとは色々あるんだろうけど、それでも、強さとやさしさが似ている。誠実な人たちだよね。
とまあ、いろいろあったけどもう彼らは大丈夫だろうなって頃に、あいつが来た。
邪竜だ。仲間の体を奪ったやつ。
そこはもう、戦ったし、聖竜たちの力を借りて勝った。ただエスティニアンが自分を諦めていた時は焦った。引き剝がせてよかった、本当に。私の槍が友を殺さなくてよかった。
最後に、ああこれか、と思ったところを。
たぶん、知っている人しか知らないんだろうけど、私はちゃんと、蒼の竜騎士として、イシュガルドを駆け回っていたらしい。
エスティニアンは蒼の竜騎士の称号を返して、アイメリク卿が竜と共に生きる新しい蒼の竜騎士として呼ばれるようになって、きっとこの先、私を蒼の竜騎士と呼ぶ人はもういないのかもしれない。